こんにちは!技術者として仕事をしている理系サラリーマンのつぐです。
今回はタイトルの通り医療保険が高齢者ほど必要ないと考え至った理由を述べています。
一見するとおかしな様に見えますが、医療保険のシステムと、加入動機を整理すると意見が変わるかもしれませんよ。
本記事は医療保険に既に加入されている方や検討されている方に向けて、次のポイントをお伝えすること目的としています。
・医療保険のシステムと加入動機を整理する
・高齢者ほど医療保険が必要ない理由を知る
この記事の目次
医療保険のシステム
医療保険は日々手数料を支払い、万が一入院や手術した時に支払われる仕組み
改めて医療保険の仕組みを考えてみると次の様になります。
加入者)医療保険料の支払い
保険会社)加入者が入院や手術を受けた場合に保険金を支払う
入院や手術といったもしもの場合にお金を貰うために購入する商品。シンプルですよね。
医療保険の本質とは
医療保険は損得の観点からは宝くじを購入していることと本質的には変わらない
ここで損得の観点で考えるとどうでしょうか。加入者が得をするのは言うまでもなく入院や手術をして保険金を受け取る場合のみですよね。
得をしようとした場合、例えば入院する確率を出してみると、年間で人口の約1%が入院しています。(詳細はこちら)若干不謹慎かもしれませんが、これは1年間で1%の確率で当選する宝くじを購入しているのと変わりありません。
こういう話をすると、「別に得をしなくてもいい。安心を買っているんだ。」と考えている人もいるかと思います。それも考え方の一つなので否定はしません。ただもし「将来に向けてお金を貯めていきたい」と少しでも考えているのであれば、ぜひこの仕組みと向き合った上で読み進めてください。
医療保険に加入する動機
突き詰めると「手元資金の不安」か「収入の不安」のみ
医療保険に加入する動機とはどういうものがあるのでしょうか。主に次の4つの不安が動機となるのではと考えています。
<医療保険を検討する4つの不安>
1.入院費用への不安
2.手術や先進医療の費用への不安
3.高齢になると病気になりやすくなる不安
4.入院時に収入が減ることへの不安
それぞれの不安の正体はこちらで説明しています。ご興味のある方は目を通してみてください。

これらは突き詰めると、「手元資金が不足してしまうことへの不安」と「収入がなくなってしまうことへの不安」の2種類に分類できますね。
高齢者が医療保険に入る必要のない理由
年金受給者であれば収入や手元資金が不足してしまうことはないので、貴重な資産を保険料に費やす必要はない
本題である高齢者が医療保険に入る必要のない理由について、上述でご紹介しました医療保険に加入する動機が当てはまるかどうかで説明させていただきます。ここで言う高齢者は、仕事をリタイヤした(無収入)年金受給者とさせてください。
収入への不安
仕事を辞めた高齢者であれば、労働収入が無くても、不労所得として年金が受給できるので、実質的にはこの不安は意味のなものになります。
それでは実際にどの程度年金が受給できるのか確認してみましょう。(最低限国民年金の支払いを完了させた前提で話を進めます。)
2020年度の年金受給額は、フリーランスや自営業者が加入する国民年金で約65,000円/月。(参照元)サラリーマンや公務員が加入する厚生年金であれば約22万円/月となります。
手元資金への不安
年金受給者であれば、何もしなくても最低6,5000円/月の収入があることがわかりました。保険加入の必要性を検証するにあたり、この収入で入院や手術医療費が賄えるか確認していきます。
入院時に最低限掛かってくる自己負担額は次の通りです。前提として健康保険適応範囲内での治療を受けた場合での話となります。
<入院時に最低限掛かる自己負担額試算>
●医療費(住民税非課税世帯|参照元)
高額療養費制度利用で最大35,400円/月
●食事代(住民税非課税世帯|参照元)
630円/日 X 30日 = 18,900円/月
●差額ベッド代(大部屋の使用|参照元)
大部屋であれば不要 0円/月
<合計>
54,300円/月
以上より「年金受給額>入院時の自己負担額」となりましたね。娯楽費や家賃、光熱費等はどうするといったツッコミはあるかもしれませんが、最低限でも「医療費は必要に迫られたら年金だけでも賄える」ことを分かっていただければと思います。
保険に加入する意味をよく考えて
これまで医療保険の本質は宝くじと同じで、老後の限りある収入の中で本当に必要な費用なのかどうか説明してきました。
ここで誤解していただきたくないのですが、「だから今すぐ医療保険を解約しろ」と催促しているわけではありません。本記事で伝えたいメッセージは次の通りです。
「医療保険というものをちゃんと知り、納得した上で加入するか判断しましょう」
忘れてはいけないのが医療保険の支払っている時は確実にあなたの資産がなくなっていくことです。一度冷静になって自分のお金の使い方について考えてみませんか。
最後にこれまで保険に関連する記事をいくつか書いていますので、よろしければ目を通して見てください。

